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過去の詩  作者: 魅桜
285/320

279  真実の鏡


姿を映さないで

見たくなどない

飾った姿でいいから

本当の顔を見せないで


暗い表情のない顔

明るくしていたいのに

一つ仮面をつけて

明るくふるまって


自室に戻って

仮面を外す

ヤル気のない

生気のない顔


虚しくなるのに

何故 見るんだろう

戒めのつもりか

分からないけれど


心の奥に巣くう

暗い精神

鏡に映すと見えるから

鏡の前には立たない



     2002.09.16.



性格が顔に出るとはよくいったもので……ほんと目付きで分かる事が幾度となく。

「あぁ、嫌だな」と思った人は大体が私と合わない事がよくあります。全部が全部そうではないんですけどね。


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