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過去の詩  作者: 魅桜
280/320

274  色付き


白い肌が

うっすらと色付く

桃色に染まり

一瞬の快楽へと


細い腰が浮く

重量感が波を誘い

白くなめらかな肌が

ゆっくりと色付いていく


逃げかける顔

捕まった甘い蜜

白いシーツの波に

全てをゆだねた


薄く桃色へと

白い肌が変わる

真っ赤な柘榴は

甘い蜜を滴らせる


手や足が動かないよう

細い腰が逃げぬよう

白い肌が薄桃に

色付いて快楽は増す



     2002.08.08.




こういう事を色で表すことが結構あると思うんですよ。

もうちょっと上手に色の表現できるようになりたいなぁ……


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