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過去の詩  作者: 魅桜
277/320

271  隠れる


小さく丸まって

外の世界を見ず

閉じ籠もった

見つからぬよう


“見つけないで”

“気付かないで”

“探さないで”

“求めないで”


自分で隠れて

見つからぬよう

逃げないよう

鎖で繋いで


震えるだけの私

何も受け付けなくて

どんどん小さくなって

余計な物を捨てて


白くか細く

目立たぬよう

小さく丸まって

閉じ籠もる



     2002.08.01.




自分が世界に拒絶されたと感じた時とかそんな気分になるんじゃないかな?と。

傷付いた時もそんな感じになりますね。


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