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過去の詩  作者: 魅桜
25/320

025  破滅


トクン トクン トクン

心地良い響き 時計の音

地球の声が聞こえる


ああ…泣いてる

どうしたの?悲しまないで

ああ 地球が壊れかけてる

電池切れの時計のよう


誰のせいでこうなったの?

人間? …そう私達のせい

自然破壊 環境汚染

進化しすぎた人間


この地球(ほし)は破滅に進む

確実に少しずつ進む

どうすれば地球は救われる?

私が守ってあげる だから泣かないで


地球の呼吸 息吹

ああ 泣いてるのね 大丈夫よ

私が守ってある

―――でも

私も壊れてしまうのね



     1997.06.17.


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