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過去の詩  作者: 魅桜
248/320

242  血塗れの精神


醜い考えばかり

追いかけていく

辿り着けないのに

汚れた身体では


赤い紅い血が

後ろを続けている

振り返ったら終わり

己が血を気にしている


渦巻く感情

曝け出していく

おぼろげな夢

破壊しか望まない


己が血のように

紅く存在を伝える

欲に塗れた想いが

何もかもを溶かしていく


形も何も無いように

ドロドロしたものが流れる

修復も出来ない程の

壊れた相思の情



     2002.03.29.



一度壊れてしまうと直すなんてなかなか。

元に戻ろうとした時にはもう遅いんですよねぇ。


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