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過去の詩  作者: 魅桜
241/320

235  安定剤


ふとした時ほど

心の飢えを感じる

落ち着かない

減りの早い瓶の中


腕や舌には跡

うつろな眼差し

何かを埋める為

街の中を歩く


一人は嫌

独りは嫌

誰かの側にと

空白を埋めて


寂しさを隠して

強がっていて

甘える事も出来ずに

飢えは増す


空になった瓶の中

転がってる錠剤

側には赤い液体

落ち着くモノを見つけた



     2002.03.12.



一時期、とある子達の安定剤替わりになってた事がある。日替わり……ではなく毎日何度も電話して、落ち着かせて根気よく話を聞いて。その後の疲労はとてつもなかったけど、それでいいなら好きに使ってくれればいいと思うほど。

「明るくて憧れる」「強いから安心する」それは違うと思うよ、誰よりも闇が深いからそれでも自分をコントロールしてるから。ただ、それだけだ。


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