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過去の詩  作者: 魅桜
201/320

195  穏風


ゆっくりと見上げる

彼方まで広がった空

心が洗われるかのように

風も吹く 優しく


時間と雲が同時に

流れていく瞬間

自分自身も切り離して

心と体と流していく


二つに離して

別の時間に流れて

再び一つになれば

何かが変わる気がする


穏やかにゆるやかに

風にのって流れて

戻ってくれば きっと

何かが変わっているかも


見上げた空は青く

綺麗に澄んでいて

流れた気持ちが

穏やかに変わっていく



     2001.09.19.



何もない日の二度寝っていいですよねー。休みって感じでちょっと嬉しい。


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