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過去の詩  作者: 魅桜
170/320

170  狂世界


肉体が求める

人間の温もりを

心が求める

精神の繋がりを


恋愛して失恋して

傷付いた心が

別な形を求める

刹那的な繋がりを


肌が触れる

唇が合わさる

腕を絡める

吐息が乱れる


精神を捨て去り

快楽だけを求める

貪り続ける狂宴

終わりなき狂気の刻


心の檻の中に入れ

肉体を鎖に繋ぐ

露わになった秘部

滴る液体が甘夢



感情を捨てる

獣になる為に

身体を捨てる

甘夢に溺れる為


好きになって嫌いになって

惑わされた心が

別な形を求める

久遠的な繋がりを


指を絡める

視線が交わる

肉体が繋がる

快楽へと達する


白濁とした刻

疲れても終らない

何度も抱き合って

果てるまで続く狂宴


滴り続ける液体が

何もかもを流していく

快楽を貪り続け

甘夢に溺れる狂世界



     2001.02.23.


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