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過去の詩  作者: 魅桜
161/320

161  反解放


信じる事に疲れを感じる

裏切られると判っていたけれど

何も知らないフリをしていたから

本当は裏切りたくなかっただろうね


結果はいつも同じになるから

待ち焦がれて待ち疲れて

逢いたいと望んではいるけれど

求めている事は不可能な事なのか


謝る為の電話が辛くて

着信音がなる度 不安が巡って

毎回 同じ事を繰り返すから

今度こそは違うようにしたいと思う


感覚が麻痺し始めてるから

本当に慣れてしまう前に逢いたい

裏切る辛さが解っているから

裏切られる事を敢て選んで


けれど 疲れ始めた身体は

安心を求めて信じていて

幾度とある裏切り達を

見守るように眠りに就く



     2000.03.14.


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