160 君に逢いたい
ずっと残っているかもしれない
あの日の声 あの時の涙
心の中に留まっていく
奥に深くに忘れぬように
悲しませるつもりは無い
けれど傷付けてしまう
どれだけ深く傷付けたか
非難を浴びても仕方ないのに
昔の様に戻りたいけれど
君が叫ぶ言葉が刺さって
僕は君以上に壊れてしまう
自業自得と判ってはいるけれど
会いたいと思っても想っても
会いに行ったハズなのに
君は待っていてくれてるのに
何故 君と会えないんだろう
電話がかかって来る事が
喜ばしいハズなのにとても怖くて
けれど声が聴きたいから
謝って謝って心が疲れる
お互い苦しめあって
壊れて再生不能で
逆に会えない方がいいかと
思ってしまう事が情けない
逃げ出してしまおうか
考えたりスルから
早く速く君に逢いたい
君と笑いあって話がしたい
言葉が突き刺さっていて
もう何もかもが理解できずに
君は泣いているハズだから
負担を取り除いてあげたいけれど
何も出来ぬ自分が情けなくて
少しでも君の声が聴いていたい
電話して欲しいと願う
君はいつも電話をしてくれる
笑って話せる日を望んで
抱き締めてあげたいと思って
君に愛されたいと願うから
早く速く君に逢いたい
2000.03.07.