表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去の詩  作者: 魅桜
159/320

159  狂欲


乱れる吐息が狂おしく愛しい

ほんの少し力を入れるだけで

奇麗なモノも汚れたモノも簡単に

快楽の向こうへと流される


抗う動きが全てを否定するから

貴方の全てを壊したくなるのに

潤んだ瞳が欲情を誘う

精神が病んでいるのかと問うても無駄


殺したくなる程 貴方に侵され

何も知らないと言う顔をして

歪んだモノも綺麗なモノも簡単に

自分のモノにしてしまう


貴方を侵して犯したい事実が

逃げ出す要因を作っていても

その存在が全てを狂わせて

無駄な問いが時間をも狂わせて行く


魅了している事も知らないで

清らかな心が全て欲しくなる

無駄な問いが時間をも狂わせて行く

精神が病んでいるのかと問うても無駄



     2000.01.24.


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ