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過去の詩  作者: 魅桜
157/320

157  再始


ふとした瞬間だったと思う

気がつくと誰かに電話した

何事もなかったかのように

今まで通りの話し方で


用が終るとすぐに切った

これ以上話すと思いが(あふ)れるから

けれど電話がかかった

思いが泆れていたのはお互いで


再び なんだろうか

何度となく繰り返される始まり

今回もすぐ終るのかと思う

でも もしかしたらと心は踊る


不安と期待とが交互に襲う

精神は喜びを求めてるし

思考は悲しみを求めてるし

事実を夢と換えたのか


終ったから始まった

そう思う事にした

でも思いはすぐに泆れる

泆れるから再び始まった



     2000.01.20.


泆という漢字は本来の意味と違っているけど、使いたかったんですよ。

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