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過去の詩  作者: 魅桜
156/320

156  心の決断 ~夢の刻は終る~


「これで終わりにしよう」と

誰が言い出したんだろう

ずっとずっと刻が止まればと

思っていた矢先の事


耐え切れなくて仕方なかった

相手から何も感じ取れずに

言葉は優しかったけれど

誠意など何処にもなかった


夢を終らせたくて、どうしても

一人の時間が欲しくなった

相手の事など考えたくなかった

考えるのは嫌になった


夜になれば電話がこないと

嘘だと分かっていても待って

夜になると涙が流れて

自然と心が誰かを求めて


だから自分で決めた

終わりにしようと決めた

刻と進めなければ

心はずっと涙の中に



「この電話で最後」と

自分で言い出したから

早く早く楽になりたいと

考えていた矢先の事


辛くて切なくて仕方なかった

いつでも電話するのは自分で

ずっと話したいと言ってくれるけれど

それだけの事 今だけの事


夢を終らせたくて、どうしても

何も考えられなくなってきてた

自分の事も相手の事も何も

嫌になって仕方なかった


甘えた口調が聴いていたくて

言葉が全身に降ってたから

夜になると涙が流れて

思い出が心に留まって


だから自分で下した

終りにして楽になろうと

新しく進めなければ

涙の中に 心はずっと



     2000.01.01.


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