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153 裏信
信じれば信じるほど
その心は壊されていく
裏切られて泣き出して
だけど心は信じている
これが最後といっても
再び同じ事を犯して
甘やかしているのかもしれない
不安がどこかからやってくる
どうして解らないんだろう
どうして気付かないんだろう
何を思って考えているのか
信じて良いのか悪いのか
心は求めて 絶えず求めて
温もりを求めて許している
頑張ると言ってたのは誰
自ら裏切ったのは誰なのか
信じれば信じていれば
必ず理解してくれると思った
けれど決して信じられなくて
裏切られ続けて壊れた
1999.12.05.