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過去の詩  作者: 魅桜
153/320

153  裏信


信じれば信じるほど

その心は壊されていく

裏切られて泣き出して

だけど心は信じている


これが最後といっても

再び同じ事を犯して

甘やかしているのかもしれない

不安がどこかからやってくる


どうして解らないんだろう

どうして気付かないんだろう

何を思って考えているのか

信じて良いのか悪いのか


心は求めて 絶えず求めて

温もりを求めて許している

頑張ると言ってたのは誰

自ら裏切ったのは誰なのか


信じれば信じていれば

必ず理解してくれると思った

けれど決して信じられなくて

裏切られ続けて壊れた



     1999.12.05.


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