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過去の詩  作者: 魅桜
141/320

141  安心材料


心が不安でさみしい時

思わず電話を見つめてしまう

今かけでも大丈夫だろうか!?

迷惑そうだったらどうすればいい!?


声が聞けたらそれだけで安心

元気そうに楽しそうだと嬉しい

安心して何でも話せるから

つられて楽しくなってしまう


言葉の一つ一つが降る

身体中が熱くなって不思議な感覚

幸福だと夢みたいだと思う

安心ってこういう事だと実感


さみしいって気付いてくれて

「大好き」って言ってくれる

嬉しくってどうにかなってしまいそう

「大好き」って言えない事がくやしい


さみしくてとても声が聞きたくて

電話をして困らせてしまう

忙しいってわかってるけれど どうしても

声を聞いて安心したくなるの



     1999.08.31.


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