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過去の詩  作者: 魅桜
140/320

140  信じていく弱さ


待ち合わせ場所

独り ぽつんと立って

連絡の一つもなくて

不安ばかりが駆け巡る


信じたくて でも信じられなくて

心の中が弱くなっていく

強くいたいのに涙が出て

何もかも裏切られた気分


無理して強がっている

涙なんて忘れたように

でもずっと泣いていた

自分を忘れて弱くなってた


電話がつながった時

いつもの強い自分になる

でも時々 耐えられなくて

弱い自分が表に出る


不安が胸いっぱいに広がる

涙がとめどなく流れる

上手く言葉が出てこない

信じて待つしか出来ない



裏切られたと思いたくない

信じたくて忘れられなくて

連絡の一つもなくて

不安ばかりが駆け巡る


言葉が出てこなくなって

涙が流れるだけで

相手の言葉も理解できなくて

裏切られてボロボロになる


弱いから信じたくて

涙を流さないように頑張って

だけどずっと切なくて

子供みたいに泣いていた


他の人からの電話でなく

貴方からの電話が欲しい

夢であってほしいと思う度

弱い自分が顔をのぞかせる


憎もうと思えば憎めるのに

どうしても信じたいと思う

誰に何を言われても

私は貴方が好きだから



     1999.08.24.


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