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129 Jalousie ~執着~
ふとした瞬間に
貴女の事を思い浮かべる
何気ない会話が
貴女の癖を感じさせる
夢にまで出てきそうな
電話のやりとりやデート
ふと横に視線をずらせば
はにかんだ笑顔の貴女がいた
今は別の男に笑顔を向けている
あの時の幸福な時間
ただなつかしがって悲しんだりする
貴女の事がまだ忘れられないのに
貴女の所に今すぐ行きたい
会って抱き締めてKissしたい
腕の中から逃がしたりしない
自分のモノにしてしまいたい
ただのワガママなんだろうか
貴女の事ばかり考えている
“好き”という想いが消えない
Jalousieという感情
1999.05.01.