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過去の詩  作者: 魅桜
126/320

126  笑顔の裏の涙


泣きたいのに泣けない

そんな時がある

泣き顔を隠して笑う

ひきつった笑いが苦しい


誰でもそんな時がある

無理をして笑う

瞳は泣いているのに

涙を流しているのに


目は口ほどに物を言う

確かにそうだと思う

皆に合わせて笑って

本当の想いを隠してる


心が苦しくて苦しくて

切なくて馬鹿みたい

夢を何処かに忘れたよう

現実なんて見たくない


ココロガナイテル

ココカラニゲタイ

ニゲダシテナキタイ

ナキツカレテネムルマデ



心なんてすぐに隠せる

そう思っていた

友達と馬鹿騒ぎする

嘘の言葉をはきだす


気分を変えたくて

髪を切ってみた

切りすぎてしまって

ちょっと可笑しかった


笑いすぎて涙が落ちた

急に悲しくなる

丁度いいやと思って

思いっきり泣いてみた


人といるのが嫌で

でも誰かと話したくて

ずっとPHSを見ていた

かかってほしい時に来ない


ダレカアイテヲシテ

ダレカタスケテ

ジブンデイタイカラ

フダンノジブンデイタイカラ



     1999.04.18.



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