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過去の詩  作者: 魅桜
110/320

110  無限精神


何もない空間の中

その中を漂い流れる

無限の空間

精神の漂流


誰もが気付くわけでもない

誰もが知っているわけでもない


ただ解っているだけ

単純な仕組み

解くのは簡単

けれど難しい


誰かに優しくしてほしい

誰かに優しくしていたい

幸福に過ごしたいから

何事も無限の中


無限で安心できる場所

精神で優しくなれる場所


何かがさらさら流れていく

刻を終えた人間の身体

空間の中へ消えていく



何かがある刻の破片

その中で漂い傷つく

無限の空間

精神の漂流


誰かが助けるわけでもない

誰かが求めるわけでもない


ただ直視しないだけ

簡単な仕組み

解くのは単純

だけど疲れる


誰かが優しくしてほしい

誰かを優しくしていたい

思い出がなくなってしまうから

何事も精神の中


無限が安心できる場所

精神が優しくなれる場所


流れていく虚無の嵐

終了してしまった人生

空間の中へ消えていく



     1998.09.21.


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