表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去の詩  作者: 魅桜
109/320

109  物語


昔の話 古のお伽草子

着物を着て 山道を歩く

のどかな風に誘われて

空の青さに目を細める


町の中のにぎやかさ

出店の人が出迎える

可愛いかんざし 柘植のくし

団子のにおいが茶屋からする


反物屋で品定めして

宿でゆっくりと疲れをとって

新品の反物 帯しめて

朝日の昇らぬうちに道を急ぐ


帰郷するのかしないのか

お伽話に花咲かせ

昔話で一晩あかして

次の旅へと出掛けていく


続いていく昔の話

新しくつづられるお伽草子

のどかな風に誘われて

空の青さに目をうるおす



     1998.09.16.


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ