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過去の詩  作者: 魅桜
100/320

100  帰巣本能 ~還元輪~


何処かへ帰りたいと

本来の己に戻りたいと

自分自身の内部から

何かが本能を呼び起こす


帰巣本能と還元

何処かへと本来へと

何かを探し求めて

未来へ帰ろう


光と闇が交互に来る

未来と過去が繰り返す

誰かが手を差し延べて

「一緒に帰ろう」と呼び掛ける


同じ時間を巡り廻って

帰る事 戻る事が出来無い

誰かが己を探している

これは記憶なのだろうか


未来へ帰る為の記憶

探し求めて還元の輪

己の中にある帰巣本能

本来の己へ戻る為 環える



何処かへ帰りたいと

本来の己へ戻りたいと

幻から現から見えた

想いが本能を呼び起こす


還元と帰巣本能

本来へと何処かへと

何かを探し求めて

過去へと帰ろう


表と裏は交互に来る

正直と虚偽は繰り返す

己に誰かが声を掛ける

「何故 帰るか」と問い掛ける


何処にいるのか何故いるのか

帰巣したいと本能が騒ぐ

誰かが己を探している

これは記憶なのだろうか


過去へ帰る為の記憶

探し求めて還元の輪

己の中にある帰巣本能

本来の己へ戻る為 環える



     1998.06.18.


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