かおるとカオル　～ある日、俺は並行世界の私と入れ替わる～

プチコミュ障な俺はシステム系の仕事をしているサラリーマン。
二十五歳のこの年まで彼女はおろか友達もできたことが無い。

ある夜の飲み会での同僚からも心配される始末。
飲み会からの帰り道、自分の人生を省みてどうしてこうなったんだろうと思い起こすうちに、もし俺が女として生まれていたらもっとマシな別の人生を歩んでるんじゃないかと妄想を膨らませる。

だが、人生のやり直しなんてできないし、男として生まれ育ってきた人生、女でやり直すなんて更にナンセンスだ。

馬鹿げた妄想を振り払い、精神的にどっと疲れて帰って一晩寝たら、なんと願い通り女になっていたのだった。

それも、女として生まれ、女として人生を歩んできた並行世界の自分と入れ替わるという妄想通りの展開。

だけど何の予備知識もないのにいきなり入れ替わっても途方に暮れるだけ。

そんな俺が、女の私として四苦八苦しながら女としての生活を送るという話。

三部構成を予定していて、なぜこうなったかというネタバレなどもストーリー中で明かされます。

注意　TSモノです。