ボスは不在のようです
「どこにいるんだ…」
一時間後
「…確かここにいたはず…いない…」
さらに一時間後
「おかしい…ボスがいない!!!」
そうなのだ。いくら探せどボスがいないというなんとも言えない危機に面していた。
「みんな、今日はこれまでだ。セーフティゾーンで野営しよう…」
ソフィアとユウキを含めた6人の一時的なパーティーのリーダーであるダンが言った。ちなみに、アイネは風邪をひいたらしく宿で休んでいるので、実際は5人だ。
「はぁ…なんでいないんだ?」
みな うーむと渋い顔をしている。
「とにかく、今日は寝てまた明日探そう。見逃しているかもしれないからな…」
ボスの部屋の扉は大きいので見逃すなんてことはないが、マイをガッカリさせたくないので黙っている。
「さぁ!皆さんできましたよ~」
ソフィアとナオトが作っていたのは野菜スープのようなもの。木のお椀に入っていて、湯気が立ち上っている。
「ええっこれ、ナオトさんが作ったんですか?」
「さん付けなんて水くさいぜ!ユウキ!そんな年変わんないんだから敬語なんかやめてくれよ?」
現在ユウキは17歳でナオトは21歳なので、歳は近いほうだ。
「ナオトさんとても上手なんですよ!特に魚のさばきかたとか!」
「昔、海の近くに住んでたからな…」
海の近く…水を司るウンディーネの領地にしか海はない。
「早く食べよう?」
マイの一言でその場の空気が和らいだ。
その夜
組み立て式のテントで寝るが、一つに二人しか入れない。ユウキはナオトと同じテントだ。
「なぁ…ユウキは前までどこに住んでいたんだ?」
「…ここの5つの都市が共存しているようなすみやすいところから来たんだ。」
「へぇ…中央都市みたいだな」
「中央都市…?」
「5つの都市があるだろ?その真ん中にもう一個都市があって、そこが中央都市だ。中心に塔があってな、誰がいつ建てたか不明なんだがめちゃめちゃ高くてさ。誰も登ったことないが、そこに登るのがオレの夢」
「ふぅん…すごいなぁ」
「だろ!?しかも塔のてっぺんには神様がいるんだって!お会いしたいよなぁ…」
「!」
「さぁて…そろそろ寝ようか…ふぁぁ」
喋るだけ喋ってナオトは寝た。自分をここに連れてきたカオスに会って…会って…会ってどうするんだろう…
今更ですが、書きたいことを書いているので読みにくかったらすみません。




