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放課後七不思議倶楽部  作者: ササタニタクシ
1/3

始まりのお話(プロローグ)

僕は、高校生になった。

だけど、つまらない事には、変わらない。

嫌いなものが多いけど、少しだけ好きなものもある。

校庭で飼っているうさぎ、三階の教室から見える夕焼け。あとは、これから探して行こう。

放課後は、好きですか?


そんな僕は、学校が嫌いだ。

四角い教室に見ず知らずの人間達が机と椅子を支給されそして、好きでもない教師の話を聞く。

その感じがきもち悪くて、居心地が悪くて、嫌いだ。

何故、知らない人の話を聞いて知識を得ないといけないのか?僕は、この問いをここにいる学生達に問いたい。


キンコンカンコン


やっと今日のつまらない話が終わった。もう夕方ほんと時間に無駄遣いだと思う。

こんな時間のためにお金を払っていると思うとホントに腹が立ってならない。

「おーい。太郎〜」

遠くから、声が聞こえる。太郎とは、誰のことだ?

「おーい」

徐々に近くに近づいてくる。

「聞こえてるんでしょ?太郎?」

「少女よ。太郎とは、誰のことかな?」

小柄な女の子が、話をかけてきた。全く僕に話をかけるなんて、無礼なしかも、タメ口で。

「はぁ…もうやめたら?そのキャラ。」

「キャラとは、何かな?」

「私達もう高校生だよ?また、クラスで浮いちゃうよ?太郎とは、今回違うクラスなんだし。」

「何を言うか、僕は、君なんか知らないし、太郎という少年の名前もしらない。」

僕は、クラスというものが嫌いだ。だから、浮いた存在っていうのもどうでもいい。

下の階級の奴らが自分を上に見せるために下の奴らを踏み台にする。そんな遊びに関わってる暇なんか僕には、ない。

「はぁ・・・じゃあ貴方の名前は、なんですか?」

「僕の名前は、切り裂きジャックの生まれ変わり、空切闇死だ!」

「そうですか。。早く太郎行くよ。」

「何をする。少女よ。僕の腕を引っ張るな!闇の力で、少女も闇に包まれるぞ。」

少女は、何を見向きもせず身知らず教室にぼくを押入れた。


「こんにちは。」

「あら、新入生?」

「はい!新入生の私、黒田みずきとこちらにいる男は、山口太郎です!今日からこの放課後七不思議倶楽部に入部させてください!」

「何を言うか少女よ。僕の名前は、そんな名前じゃない!後、入部なんのことだ?」

僕の話は、空気になってきえていく。

「あら!嬉しいわ!私は、倶楽部の部長早乙女弓子よ。よろしくね。」

そういうとその女性は、黒田みずきとぼくの前に紙を1枚ずつ渡してきた。

「これが入部届けね。名前とクラス書くだけでいいから。」

しかし、これは、もしや悪魔の契約書か?それなら、喜んで、契約しよう。

僕は、名前の欄に空切闇死…とかいたが、彼女黒田みずきが、その名前を消して、契約書を奪い取った。

「何をする!少女よ!」

「はいはい。貴方の名前は、山口太郎でしょ。」

この女悪魔の契約に僕の名前を書き込むとは、いい度胸している。気になったぞ。しかし、僕の名前は、そんなつまらん名前じゃない。

「2人は、どう言う関係なの?もしかして、恋愛関係とか?」

女性が僕たちに問いかけてきた。

僕が「こんな小娘…」と問いに答えようとすると。

「いやいや、そんなやつ恋愛関係になるわけ無いじゃないですか。ただの幼馴染ですよ。」

「へぇ〜そうなんだ、仲良いのね。」

「女性よ。私は、こんな小娘と幼馴染な訳がない。僕の名前を知らないのだぞ?」

「えーと。みずきちゃん…こんなこと言ってるけど…」

「みずきちゃんだなんて…先輩から名前呼ばれちゃった!」

「あの…みずきちゃん?」

黒田みずきは、なぜか嬉しそうだった。それを見る女性早乙女弓子の2人の姿を見るのは、非常に懐かしい感じがした。

「あっ!ごめんなさい。こいついつもこんな感じ何ですよ。多分わかってもらえると思うのですが…」

「あーなるほど。」

「何を言う。僕は、誇り高い人間だぞ。むしろ僕と話せるだけでもありがたいと思え。」

「はいはい。わかりましたよー。」

黒田みずきは、呆れ顔で問いかけに答えた。


僕は、なぜこんな事に巻き飲まれてしまったのか?

そして、黒田みずきと言う女性は、誰なのか?

僕をなぜが呼んでいる。少しだけ高校生言うものは、楽しめそうだ。



僕は、いつからこんなキャラを作るようになってしまったのだろう。

わからない。その謎も解けるかもしれない。

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