～ ここまでの登場人物 その２～
●これまでの旅の軌跡
●クリス Update!
本編主人公。
古代のクスリの影響により、女になってしまったと思われていた元冒険者。
実は、『クリスティーン・ルエル・フェルミラン』という少女に憑依していることが判明する。
外見からくる印象は１６～８あたり。本人は、聞かれた場合は１８と答える。
銀髪の見た目誰もが振り向く、超が付く美少女。
中身は男の筈なのだが、下二人に指摘されたほど精神の女の子化が進んでいる。本人はあまり自覚がない。
現在帝都のレオン館にて、花嫁の『フリ』修行を行っている。
●アイラ Update!
奴隷っぽい暮らしから、本当に奴隷になってしまった、結構不幸な女の子。名字は無いとされている。１９歳。
奴隷になった直後はかなり落ち込んだりしていたが、結構すっとぼけた性格のため、逆に状況に順応する能力が高い。深く考えない性格。
黙っていれば普通にスタイルの良い美人ではある。わりとおっぱいでかい。
助けて貰ったクリスに懐いており、クリスの事をお姉様と呼ぶ。
現在同レオン館にて、メイド修行の真っ最中。
先は、クリスお付きのメイドを目指しているらしいが、フリが終わった後の事は考えていない。
●パルミラ・ウィルバック（パルミラ）
カイドルシュと呼ばれた亡国の元兵士。捕虜を経て、奴隷となった。
物心付いた頃から、戦争の最中にあって戦いの中に生きていたため、自分の生き方というものを知らずに育つ。
奴隷になり、そしてクリスの言葉に深い感銘を受けた結果、クリスと共に居たいと強く願うようになる。
生い立ちから、かなりぶっきらぼうに喋るが、案外気が利く性格。
見た目、目つきが悪い１２～３歳の少女に見えるが、実は２０歳。
戦闘能力は３人の中最も高いはずなのに、現在のところそれが活きた事は無い。
●レオン・タイレル・ストロイデル（レオン） Update!
奴隷であった３人を助けることになった男。２５歳あたり。
金髪碧眼の物腰柔らかい如何にも王子様然している男だが、本当に王子様だった。正体は世界三大列強の一つ、グレアストロイデル帝国第三王子。
温厚で落ち着きをもった態度で人と接するが、それはどこか線を引いており、その内面は案外普通の人。そうした面は、基本的にクリスの前以外では晒すことは無い。
現状、親より見合いを迫られており、それを躱す口実としてクリスに協力を求めている。
というのは建前で……
●アイリン・バーネスト（アイリン）
国家に所属する、魔法士。付与魔法と呼ばれる魔法を使いこなす。１９歳。
世界に少数しか居ないはずの魔法士の筈だが、本人は居たって普通の女の子であり、他人の事に興味津々だったり、考えなしといえるほど無遠慮だったりする。
基本的には人なつっこく、それでいて結構辛辣。
●レパード・ガレス（レパード）
隊長と呼ばれるが、実質レオンの副官的立場の軍人。
現状の第一小隊、第二小隊を纏めるが、結局本人がどういう立場なのかは、未だ不明。
見た目真面目そうな、いかにも軍人的荒武者な人物。推定５０歳ぐらい。
●バイド・ルシュ（バイド）
第一小隊隊長。
真面目が服を着たような、寡黙な軍人。必要なこと以外は、殆ど喋ることは無く、忠実に任務をこなすことを第一と考えるような男。
●ルーパート・ベルグラフ（ルーパート） Update!
第二小隊隊長。
バイドとは対照的に、要らないことまで口走ってしまうタイプの人間。
およそ軍人らしくない軽薄なスタイルを取るが、案外面倒見が良かったりするタイプ。狂犬という二つ名を持つ。
バスラゲイト要塞でマドックスと交戦。敗北し、現在同地で療養中。
●レグナム・ブランシェリア（レグナム） Update!
情報部士官。
細目の長身で、クリス曰く、『不景気な男』。パルミラ評して『不健康な男』。
職業柄夜型の生活をしており、そのあたりに不健康な理由がある。
実は、甘い物好き。
●グイブナーグ・アカラトレウム（グイブナーグ）
港湾都市テラベランの領主。
いかにもな感じの、ハゲでデブな人物だが、以外にも荒事に慣れた人物。
奴隷売買で私服を肥やしており、結果、レオン率いる軍団に成敗された。
●ジークフリート・チリアックス（ジーク君） New!
レオン親衛隊（俗称）の、司厨員にして主に移動中におけるクリス達の食事の面倒一切を見ていた人。
親衛隊の中では若いほうで、クリスからもジーク君と『君』付けで呼ばれていた。
●アルクツール・バンベルク（アルク） New!
ビレルワンディ冒険者ギルドの、ギルドマスター。
外見から４０を超えていると思われるが、長身の偉丈夫。高位魔法士でもある。
イタズラ好きで、係員であるパッツィさんを何時も困らせている。
●パッツィ・キランディア（パッツィさん） New!
作中何故か唯一誰からも『さん』付けで呼ばれる、同ギルド窓口係員。
丁寧な物腰の人物だが、主にアルクのせいで苦労しており、アルク限定でかなり辛辣になる。
●ゲイリー・クロスフォード（ゲイリー） New!
バスラゲイト要塞司令官。
豪快な、というのがしっくりくる帝国軍の中でもわりと偉い人。声がでかい。案外紳士的。
●パーシバル・ベルガノア（パーシバル） New!
ゲイリーの副官。ゲイリーとは真反対な、物静かで真面目そうな男。
理由は定かでないものの、クリスやレオンを罠に填めた。
●マドックス・？？？（マドックス） New!
鏖殺という二つ名を持つ、伝説的冒険者。現在の物語中、最強の存在。
何者かに雇われ、クリスやレオンを狙うが、結果、クリスの魔法に撃退された。
●アーリィ・キッテル（アーリィ） New!
帝都にあるレオンの館を守る、メイド長。殆ど感情を露わにしない高い職業意識をもった人物。怜悧そうな印象。
慇懃で謙譲的ではあるものの、一方で直言に容赦が無く、結果的に相手に言うことを聞かせるという行動を取る。
現在、クリスに淑女としての嗜みを教育しながら、アイラにもメイド教育を併行して行っている。
カレン、トワ、ミーシェ、ラクロウという４人の部下を持つ。
●ルシアン・クレイ・ストロイデル（ルシアン） New!
レオンの兄にして、帝国第二王子。レオンとは容姿が似て無く、黒髪黒目。
王子王子したレオンに対し、およそ王子っぽくない軽薄な性格を見せる。
改めて纏めてみると、息を飲むような間違いをしていた部分もあって驚いたりしました。
