表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/80

42話 クラス




教室へ向かう間もユミは新しいクラスについて知り得た情報をわたしに話してくる

誰々も同じクラスだったよとか、一年生は旧校舎なんだとか、担任は『澤口』って名前だったとか、わたしはユミの話しに相槌をうつ暇すら与えてもらえないほど圧倒されてた

わたしと同じクラスだったことが安心感に繋がって ユミを更に饒舌にさせているんだろうと思った

ユミには申し訳なかったけどわたしの頭の中はマキと、この学校のどこかにいるであろう『あの人』のことを考えていた

不思議なもので当時は意識してなかったってのもあるけどマキとはどうやって仲良くなったのか思い出せない ユミやサッチは確か『ヤマト』がキッカケだったハズ… なんとなくわたしたちの接点として認識してる

もっと言うなら わたしは最初の頃マキに対して良い印象を持っていなかったように思える

思い返してもマキのイメージはどっちかって言うと男子に好かれそうな少し軽いイメージで 男子の前だけぶりっ子するようなキャラだったような…






キョロキョロしながら探してはみたけど 教室に着くまでにマキを見つけることはできなかった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ