脱出?
さっきから一か所でずっと止まっている
←異世界・現世界→
そう、この選択肢の時に消滅があって、これまでのことになったのだ
ただ今回は本当に二択だ
右と左どっちでもイイ気がするが、そうでない気もする
よし、決めた!
散々迷って「左!」
ゆっくりと移動し始めた…
移動してすぐに虹色の穴に吸い込まれた
虹色の穴の先は虹色の世界
…目が悪くなりそうだ…死んでるから関係ないな…
下を見ると白い線が辛うじて見える
すぐに、二股に別れた所を自動で左に進む
え?と思ってみると前方はまっすぐ分かれ目はない
右をみるとどんどん線が分かれて先が見えないぐらいになっている
どう言うことか考えていると
白い世界に突入していた
「戻ったな」
そう言ったのは、頭に髪の毛がなく目が細目で八の字の形
まるで仙人の様な印象の男性だ
「戻ったとは?」
「覚えとらんのか…嘆かわしい」
「おまえは、こっちの世界で異世界転生を希望したんじゃ」
「まだ、死んどらんから試しにと送り出したのじゃが…」
「あれから、だいぶ時間がたったがまだ、生き返れるぞ?どうする?」
…頭の中で?マークが渦巻いている
「また異世界に行きたいか?」
「えっと、生き返れるとのことですが…その後はどれ位生きられるのでしょう?」
「まあ、それは運じゃな、数分で死んでしまうこともあれば、100年生きることもある」
100年ってかなり大きく言っているのカモ
「それじゃあ、とりあえず生き返ります」
「それでは、行って来い」