表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

83/389

71話・訓練後

 モンスターを変えたりしながら、ソフィアの訓練は夕方くらいまで続いた。途中のお昼は、草原で食べたり、僕との模擬戦などもやったりした。


「ソフィア、そろそろ終わろうか?」


「ハァ… ハァ… 分かった。」


 模擬戦で動き回ったせいか、ソフィアの息があがっている。


「大丈夫かい、ソフィア?」


「うん… ちょっと、疲れただけ…」


 そう言って、座り込んでしまう。

 昼夜機能をつけたので、ダンジョン内も暗くなってきている。


「そっか… よっと。」


 僕は、座り込んだソフィアを抱き抱える。


「お… お兄ちゃん!!」


「ちょっと我慢してな、ソフィア。このまま上にあがるだけだから、しっかり掴まっててな。」


「う… うん…」


 ソフィアも落ちないように、ギュッと掴まってくれる。


 "それじゃあ、アコ。僕たちは帰るね"


『はい、いってらっしゃいませ』


 僕たちは、そのまま上に戻り、ソフィアを椅子に座らせる。


「それじゃあ、お風呂のお湯でも入れてくるよ。」


「ごめんね、お兄ちゃん。」


「気にしなくていいよ。」


 僕は、お風呂場にむかい馴れた手付きで魔道具を起動させる。起動させた後は、ソフィアの元に戻る。


「ソフィア、調子はどう?」


「うん、もう大丈夫だよ。」


「それは、良かった。そういえば、LVは上がったかい?」


「ちょっと、待ってて!!」


 そう言って、ソフィアは、自分の部屋に行き少しして、戻ってきた。どうやら、部屋にカードを置いていたようだ。

 ソフィアは、カードに魔力を流し、ステータスを見せてくれる。


 名前:ソフィア 種族:人族 年齢:9 性別:女

 LV: 8 生命力: D 魔力: C

 力: D 器用: D 防御: D 敏捷: D

 知力: C 精神: C 運: A 魅力: D

 スキル:光魔法Lv1、闇魔法Lv1、魔法強化Lv1、魔力チャージLv1

 称号:ー

 スキルポイント:17


「ちゃんと、上がってるね。そうだ、これを飲んでおいて。」


 僕は、ソフィアの訓練中に作製しておいたスキルポイントの実を渡す。


「お兄ちゃんこれは?」


「あぁ、それは…」


 僕は、スキルポイントの実の説明をする。

 ついでに、今まで伝えてなかった僕のスキルについても説明する。


「さすが、お兄ちゃんだね!!」


 話を聞き終えたソフィアは、そう言ってくれる。


「ありがとう、ソフィア。」


 そう言って、頭を撫でてやる。

 その後、スキルポイントの実を食べてスキルポイントが172まで上がり、ポイントを振り分け、闇・光魔法をLv2まで上げた。

 その後は、ソフィアがお風呂に入っている間に、夕御飯を買いに行き、上がったソフィアとご飯を食べ、僕もお風呂に入り、早めに休んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ