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53話・製作されたダンジョン

 僕は、製作したダンジョンに移動した。

 一瞬で、目の前の景色が変わる。


「きゃあ!!」


 あ、移動できる事、言ってなかったな… 


「こめんな、ソフィア。言ってなかったなね。」


「ううん、ちょっと驚いただけ… でも、ここは?」


 上は青空、目の前には、見渡す限りの草原だった。


「僕が、さっき製作したダンジョンの中だよ?」


「ここが、ダンジョンの中ですか?」


「そう言えば、ソフィアはダンジョンは初めてだったね?」


「はい!!」


 まぁ、僕も草原は初めてなんだけどね。

 僕は、振り返ってみると、後ろには階段があった。


「でも、モンスターは、いないんですね?」


 ソフィアの言う通り、見渡す限り草原だけでスライム1匹見当たらない。


「まだ、モンスターを創ってないだけだよ?」


「モンスターを創ってない?」


「そうだよ。どうやら、モンスターを創るには、まずダンジョンを製作した後に、ダンジョンポイントって奴を消費してから、モンスターを創るみたいなんだ。」


 まぁ、これもアコから得た情報なんだけどね。


「だから、まずはダンジョンの中を見て回ろうと思ってね。それじゃあ、見て回ろうかソフィア。」


「はい!!」


 僕は、ソフィアとダンジョン内を一緒に歩いてみる。

 広さは、大体上の敷地内の倍くらいの広さだった。

 ついでに、階段の上も確認してみると、そこはちゃんと物置部屋と繋がっていた。


「それじゃあ、ソフィアもう1度、さっきの部屋に戻ってから、ポリーナさんたちのもとへ戻ろうか?」


「はい!!」


「ダンジョン移動!!」


 僕たちは、先ほどの部屋… ダンジョンルームへと戻って来た。


『おかえりなさいませ、マスター』


 "ただいま、アコ。ダンジョンは、しっかり創れてたよ"


『良かったです』


 "それじゃあ、アコ。もう1度、触れてもいいかい?"


『どうぞ』


 僕は、アコに触れる。


「ダンジョン製作」


 ダンジョンポイント:100

 ダンジョン形態:統合型

 追加製作機能:拡張 必要ポイント:100 ▼

 ダンジョン階層:1階

 製作可能なアイテムリスト:回復草 必要ポイント:1

 創作可能なモンスターリスト:スライム 必要ポイント:5


 アコがくれた情報通り、機能が増えてる。

 僕は、追加機能を確認してみる。


 追加製作機能:拡張 ・・・ ダンジョンを拡張する。 

 必要ポイント:100

 森林製作 ・・・ 森林を製作可能。

 必要ポイント:100

 湖製作 ・・・ 湖を製作可能。

 必要ポイント:100

 山製作 ・・・ 山を製作可能。

 必要ポイント:100

 簡易洞窟製作 ・・・ 簡易洞窟製作可能。

 必要ポイント:100

 宝箱製作 ・・・ 宝箱のみを製作可能。

 必要ポイント:10

 昼夜機能 ・・・ 昼夜機能追加可能。

 必要ポイント:50

 ・

 ・

 ・

 ▲


 様々な機能が追加されていた。

作者より(捕捉)


ダンジョンについて


創られる前のダンジョン… ダンジョンコアの魔力が、貯まるまでは、周りの魔力を取り込みながら魔力の補給をします。魔力が貯まると、ダンジョンコアがダンジョンを製作します。

今回は、ダンジョンとの波長があったので、声が聞こえた特殊なケースです。また、補給された魔力の半分以上が、ノーリの魔力なので、ダンジョンコアが、支配下になってます。



形態:統合 → 1階層に、様々な場所がある。

形態:複合 → 数階層で、様々な場所がある。


くらいで、考えて貰えれば幸いです。

だから、王都内にあるダンジョンは、複合です。

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