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91話・契約 2

 本を返した後、図書館を後にし、人目のつかない所で、ダンジョン移動を使い、一瞬で家下のダンジョンに戻る。



 ◆



『おかえりなさいませ、マスター』


「ただいま、アコ。」


 帰ってきて早々、僕は、アコに挨拶だけ済ませ、従魔契約をする為の準備に取りかかる。

 アイテムボックスからメモを取り出し、それを確認しながら魔力交換でその素材を交換する。そこまで魔力消費量が多い素材はなかったので、素材を2つずつ交換し、1つをアコに取り込ませるのを忘れずにやっておく。

 本には、特殊なインクの素材は書かれていても、調合方法までは、書かれていないので、本来ならその調合方法も調べなければならないし、調合の腕も必要になる。

 だけど僕には、宝箱作製があるので、交換した物をアイテムボックスに入れてから、特殊なインクを作製する。


「ついでに、あれの素材も交換しておくか…」


 餌付け玉などのモンスターを懐かせる系のアイテムを見つけた時に見かけたアイテムの素材を交換しておく。この素材の魔力消費量は、多いのでアコに取り込ませ、ダンジョンポイントを使い素材を出す。

 例のアイテムの素材が揃え終わる頃には、特殊なインクの作製は終わっていた。特殊なインクをアイテムボックスから取り出しつつ、例のアイテムを作製しておく。

 取り出した特殊なインクを一応鑑定しておく。


 アイテム名:特殊なインク(従魔契約用)

 説明:複数の素材を掛け合わせて作られた、従魔契約用のインク。普通のインクより劣化速度が早い。使用期限:1年

 希少度:★★★★☆☆☆☆☆☆


「よし、大丈夫そうだね。」


 それにしても、インクって劣化するのか。アイテムボックスに入れてたら大丈夫かな? まぁ、劣化したらその時また作り直せばいいか。

 僕はそのインクを使い、メモを見ながら羊皮紙に魔法陣を書いていく。魔法陣を書き終わると、上へ移動しレインボーシープもとへむかう。

 レインボーシープは、入り口の近くで寝ていた。

作者より(捕捉)


ノーリは、ダンジョン攻略の際、基本は魔力を使いません。だから、休む前に、アコに魔力を流しダンジョンポイントを常日頃から貯めたりしてます。


魔力交換で素材を交換する際、魔力消費量が多い場合、2つ(作製に使う用とアコに取り込ませる用)交換せずに、1つだけ交換し、アコに取り込ませ、ダンジョンポイントを使い素材を出したり、作製済みのアイテムを取り込ませ、作製済みアイテムをダンジョンポイントで出したりしてます。

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