第7・5回『連想ゲーム・その2の補足』
前回の連想ゲームを使ったショートショートの書き方、分かったでしょうか・・・
結構、大事なことなので、質問してくださいね。
パターン1
① A → B → C と連想。
② A と C の共通点を探して結合。
パターン2 (当てはまらない組み合わせ)
① A → B を連想。
② A → C を連想。
③ B と C を無理やり結合して、不条理な落ちを作る。
※B と C は、なるべくかけ離れた言葉を選ぶのがコツです。
パターン3
① A → B を連想
② A → C を連想
③ B と C の組み合わせで結合(Aという共通点がある)
※ことのき、Aは、名詞よりも、何かの特徴を表す一文などにすると、B と C に、面白い組み合わせが見つかりやすくなるかもしれません。
パターン4
① A → B → C と連想。
② A → C → B に並び替える。
パターン5
① A → B を連想。Bが面白いなと思った場合、Bを起点に連想をする。
② B → C を連想。
③ A と C を Bという共通点で結合。
※このとき Bは、Aの特徴を表す一文などにすると、面白い組み合わせが見つかりやすいかもしれません。
ポイント
上記の書き方ですと、ひとつの事から、ひとつしか連想していないみたいですけれど、実際には、思いつく限りたくさんの連想をして、列挙してください。
たくさん列挙した中から、面白そうなものを選んで、次の連想をしてください。
多少のつながりのある言葉が集まりますので、無関係な言葉よりは、共通点を見つけやすくなるだろう、という狙いもあります。
また、それぞれのパターンで、別々に探すのではなく、全部を同時に捜すことで、ネタが見つかる可能性を上げてください。
この作業終了後も、連想により列挙した言葉は、全て、残しておいてください。いつかまた、何かの役に立つときが来るかもしれませんから。
普段は、ショートショートでほのぼのコメディ集を連載しています。
ショートショートの実例がいっぱいありますので、良かったら見てください。
『月の音色』、『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』、『みどりの竜』です。




