大学生活について僕の考えること
大学院生活について僕の考えること
僕は大学に行っている。大学生ではなく、大学院生である。大学生と大学院生がどう異なるかと言うことは、まあ追々話すであろう。今回の本題はそこではないのである。
世間一般的に、大学は「人生最後の夏休み」といわれる。僕が最近あったフィリピン人にも「you are'nt spending real life.」と言われた。どうやら大学生活というものは楽であるというのが、認識としてあるようだ。僕の大学生活もおおよそ楽ではあったのだろう。しかし、その「楽」であったが故に苦しくもあったのだ。
そもそも楽とは何なんだろうか。自分がやりたい仕事を全力でやっている場合、楽なのだろうか。反対に、自分がやりたくないことを、手を抜きながらだらだらと行うことは楽なのであろうか。
どちらも「楽」ではないだろう。ではなぜ大学生活が楽なのだろう。
それは大学生自身が、やりたいこともなく、ただただ時間を浪費していると思われているからである。家でずっとテレビを見ているのは楽であろう。今の時代、youtubeというものもあるので娯楽には事欠かないはずである。
私も楽な大学生活を送ってきた。バイトも何回かやったが、すぐにやめた。授業も出席はしたが、ずっと携帯をいじっていた。部活は唯一頑張ったが、まあ人並みであろう。大学生活は楽に過ごしていいものだと信じ込んでいた。
その認識が変化したのは就職活動の時である。就職活動の結果からいうと、ありがたいことに、第一志望の会社から内定をいただいた。来年から、一生懸命働かせていただきたいと思っている。
就職活動を通して、様々な人に出会うことができた。違う学校の学生、人事、インターン先の社員。それだけではなくて、会社訪問をした場所にあるバーのマスター。泊まったゲストハウスのオーナー。たまたま入った飲食店の女将。
いろんな人に出会うことができた。就職活動という人生の岐路に立たされているタイミングにおいて、多くの人との出会いは、私に変化をもたらした。
その変化はうまく言葉には出来ない。全てを伝えることは難しいと感じている。もちろん、そんなことを知りたいと思ってくれる読者の方などいないことも重々承知の上である。しかし、書きたいのだ。自分のために。
これから何本か、小説かエッセイを書いていこうと思っている。どうぞ、気楽に見ていただきたい。