表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/119

第二十三話『年をとると時間が早く感じる』

どうも!

まだ、ギリギリ土曜日だと思うんですよ。

寝てないので……。


今回は、ようやく第三章の本題に入っていきます!


是非最後まで読んでいってください!!


 年をとればとるだけ時間が過ぎるのは早く感じるとよく聞くが、あれは本当にそうだと思う。


 俺はそんな事を考えながら、魔王の間に集まった者達を見る。


 異世界に転移した直後に敵として現れた『波動竜』。

俺が1度殺し、黄泉がえらせた5人の家守の妖精『アメミ』、『シシカ』、『メノコ』、『カムス』、『ミスビ』。

転移した瞬間にいきなり俺を斬った『桃太郎』。

トラックに轢かれて転生させられた異世界人の『蒼依』と『鷺』。


 ずいぶんと増えたもんだな……。

最初は俺とナビィさんとマオしか居なかったのに。


 ま、皆が集まったみたいだし、考えるのはいったん止めだ。

本題に入ろう。


「みんな集まったな。んじゃ、これからの行動についてだ。

異世界人も増えてきた、そろそろ住む環境を造る。端的に言えば、国を造る」


 俺は集まった皆にそう言った。


「「国を作る!?」」


 一度、そんな蒼依と鷺の言葉が魔王の間に響いた。


「あの…、一応、皆に言ったんだが……?」


 あれ、聞いてかなかった?

他の皆は何で反応しないの?


「………」


「我はどうでも良い。四季の好きにすると良い!」


 俺がそう不安になっていると、桃太郎は我関せずでそっぽを向き、波動竜は俺に丸投げした。

ナビィさんなんて、何処かへ転移して居なくなってしまっていた………。


「そうか……。

アメミ達はどうだ?何か意見はあるか?」


 流石にすんなり決まり過ぎな気がするので、何も言わずに微笑んでいるだけのアメミ達にも、一応もう一度聞いてみる。


 が、


「「「「「我々は、魔王様のメイド。いついかなる時であろうと、貴方様に従います」」」」」


と、全員がひれ伏しながら、綺麗に声をあわせてそう答えた。


「おう……、分かった。

じゃあ、アメミ達はもう仕事に戻って良いぞ。集まってくれてありがとな」


 俺がそう言うと、アメミ達は一瞬で居なくなった。


 また、()()()()()()……。

もう俺より強いかも………。


「あ、あの……魔王様、僕達は説明がほしいんですけど……」


 そんな中、申し訳なさそうに、蒼依が俺に言った。


「おぉ!!そうだよな!!

じゃあ転移するから、出てきた魔法陣に入ってくれ!」


 そうだよ、普通気になるよな!

俺がおかしいのか、かなり不安になったよ……。


 そんなこんなで、俺は蒼依と鷺を連れ、転移するのだった。



ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。


ようやく新しい世界に、国を造るお話に入ってきました。

いろいろな仕込みが出てくるかも?


次回は日曜日(明日)の19時以降に投稿します。

お楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ