第十六隧ア『 』
どうも!
復活!!と言う訳ではありませんが、土曜日の投稿です。
今回は私のリハビリも兼ねているので、短めです。
是非最後まで読んでいってください!!
蒼依と鷺の二人の異世界人を助けてから、もう3日が経った。
そろそろ初魔熱も、収まってくる頃だろう。
「おぉ、だいぶ噛む力が強くなってきたな……。ま、元気なのは良いことか……」
俺は笑いながら、自分の腕のなかに居る赤ん坊に笑いかける。
大丈夫だよね?乳首取れないよね?
別に治るけど、嫌だなぁ……。
〈マスター、あと5人。頑張って~〉
相も変わらず授乳をしている俺に、マオがそう言った。
この授乳も流石に慣れた。もう俺の毎日の日課だ。
〈分かった、じゃあそれが終わったら休憩な……。今日はアイスクリームにしよう〉
〈ほんと!?私ストロベリーがいい!!〉
〈はいはい、アメミにそう言っとくよ。そうと決まれば分かってるな?〉
それを聞いたマオはと言うと、自分の好きなストロベリー味のアイスクリームを食べられると知り、テンションが急に上がった。
〈もちろん!すぐに終わらせる!!にゃはは〉
マオが、念話ですら少しうるさいと感じるほど大きな声で笑っている。
チョロいが、少しテンション上げすぎたな……。
次は煎餅とかにしとこう……。
そう思いながら、俺は再び授乳をし始めた。
・・・
・・
・
「マオ……、食い過ぎだ。美味いと言うより、もう気持ち悪い………」
ったく……、俺の体で5kgも食べやがって………10時のおやつの域を越えてるだろ………。
そして何より………、
〈…………〉
俺は集中し、今さっきマオに切断念話を繋げると、気持ち良さそうな寝息が聞こえた。
寝てんじゃねぇよ!!!!
お前この世界来てから本当にポンコツだぞ!?
ナビィさんも朝から北の森に居るみたいだし、今魔王城に攻め込まれたら、守る手が足りねぇぞ……まったく。
「はぁ……、どおすっかねぇ………と、お?」
そんな事を考えながら歩いていると目の前、廊下の窓から外を眺める鷺が立っていた。
「……………」
鷺は無言のまま、一切表情を変えずに外を眺めている。
何か、気配がおかしい……。
人間の気配じゃない、これは………神の気配!?
俺がそう気づいたと同時に、向こうも俺の存在に気づいた。
「…隱ー縺?」
そいつは、明らかに鷺とは違う声で、俺ですら認識出来ない言語を話している。
「ん?何だ?」
「謨オ縺九?∵ュサ縺ュ」
聞き返した俺に、鷺の姿をしたそいつは、明確な殺意を放ちながらそう言った。
「っ!?」
言ったそばからヤバいじゃねぇかっ!?
マオは寝てるし、波動竜は何処に居るか分からねぇし、ナビィさんとは念話が切断されてるし……。
俺が急いで後ろへ下がろうとしたところで、寒気を感じ、無理やり動きを止める。
次の瞬間、俺のすぐ後ろに黒い壁が出現した。
危なかった……。これ…、”黒”、だよな………。
てことは、鷺の体に憑依してる神って…………。
そう考えている間にも、次々に黒が襲いかかってくる。
とりあえず考えるのは後にして、今は生き残るのを最優先だ。
俺は集中し、久しぶりに本気で床を蹴った。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
次回が楽しみになってきました!
鷺の体に憑依して、黒を操る者とは?
四季は大丈夫なのか?
次回は明日の19時以降に投稿します。
お楽しみに!!
※後書きも、ここまで読んでくれた方は、活動報告も読んでもらえるとありがたいです。
今後の投稿頻度の説明もしています。
今後も読んでくれるという方はご確認ください。m(_ _)m




