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1000回目の魔王様~どう考えても俺より強いんですが、~  作者: 落ち武者
第一章 ~はじめまして魔王です~
36/119

第三十五話『醤油をかけますか?ソースをかけますか?』

どうも!

久しぶりに19時の間に投稿出来ました。

昨日に続き、2日連続投稿です。


是非最後まで読んでいってください!

 波動竜に言われた通り、少年だったものをよく見てみると、左肩の部分が、認識出来る程残っているのに気づいた。


「何で…この部位だけが、認識出来る程残ってるんだ?」


「さぁ、そんな事知りません。偶然じゃないですか?その少年は赤ん坊を守る為に『魔風壁』を使ったわけですから、自分を守る事なんて出来ないでしょうし」


「いや、赤ん坊を守るのに、『魔風壁』で操れる全ての風を使う必要は無い。全身は無理だが、自分を守る風は残っていた筈だ」


 まぁ、あくまで一つの部位を守れるレベルだけどな………。


「分かっているなら聞かないでください。そういう所、本当にうざいですよ御主人様マスター


「……ごめん」


 と、気を取り直して…。……ん?


「ナビィさん、これ…何だ…?この結晶…、情報量が多すぎる……」


 俺が手に取ったのは、ひし形の透明な結晶だ。


 俺の『魔王眼(特殊スキル)』は、確かにあらゆる情報を見る事が出来るが、それでも多すぎる。

 これじゃあまるで…、少年の全ての情報……。


御主人様マスターが思っている通り、その結晶には、少年の全ての情報が入っています。この世界では…『疑似生魂結晶(ソウルレコード)』。人間で言う魂です」


「そうか……」


 少年には悪いが…、これだけじゃ足りない……。


 輪廻の輪に入るには魂だけじゃ駄目だ、生きている間に神と直接契約しなければならない。


御主人様マスター。言い忘れていた事があります」


「何だ?俺達を見てる奴らなら、俺も気づいてるから平気だぞ?」


「そんな事ではありません。今から言うので黙っててください」


ナビィさんの目が、まるでゴミでも見るかの様な目だ…。


いやぁ…ごめん……黙るよ…、だからその目で見ないでくれ…。


「………」


「ここ、狙われていますよ?もう逃げませんか?」


 まるで揚げ物に醤油かけますか?それともソースかけますか?みたいな感じで、ナビィさんは言い放った。


「……へぁ?」


 ん?狙われてるって?


 正直、もう何も考えたくねぇ……。

竜は現れるし…、少年が死んじゃうし……、それに加えて何?狙われてる?


「もう…、いい加減に、してくれ……」


ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。


いったい何に狙われてるのか?

魔王は、生き残れるのか?


次回は、来週の水曜日頃に投稿します。

お楽しみに!


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