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1000回目の魔王様~どう考えても俺より強いんですが、~  作者: 落ち武者
第一章 ~はじめまして魔王です~
28/119

第二十七話『魔王を見る目』

どうも!

今回で3日連続投稿です。


後1~2時間でもう一本投稿します。

3日連続投稿ですけど、4話連続投稿です!


是非最後まで読んでいってください!

「え、えーと…、おじさん……、大丈夫…?」


 少年の心配そうな声が聞こえた。


 うぅ…、今の状況……かなりまずいぞ……。

せっかく格好つけてたのに、今までいい感じだったのに……、何これめちゃめちゃ格好悪い。

こんな事になるなら『痛覚無効(特殊スキル)』を起動しておけば良かった………。


 さっきまで笑顔だった子供達なんか、全然喋らないし、俺を見る目がだいぶ変わった。


 何だあの目…、人を見る目じゃねぇ………。


「…大丈夫だ。よく当てたな…。約束通り、今度合ったときにお菓子を作ってやろう……。少年はケーキでいいな…。他の子供達は、何を食べたいんだ?」


 と、とりあえず…。少年に心配させたままなのは駄目だ。他の子供達も安心させなければ…。


「俺いらない。今日はもう帰る」


 1人の子供がそう呟やいた。すると「僕も」「私も」と、お菓子はいらないと言いながら帰ってしまった………。


「そうか…、気をつけて帰れよ」


 はぁ……俺、嫌われたかな……。


 仕方ないか…。はぁ……これ…、憎まれたり、恨まれたりするよりキツいな………。



「少年は帰らないのか?」


 散らばったボール集めて、『魔法空間(アイテムボックス)』に送りながら、俺は少年に声をかけた。


 できれば、残っていてほしい………。


「うん。もう少しここに居る」


「そうか。ボール遊びするか?」


 子供達が居なくなっちゃったから、昨日みたいな感じになるけどな。


「ううん、別にいいよ。それより、お話しようよ」


 そう言って、少年はベンチに座った。


「おう。いっぱい話そうぜ!」


 ボール片付け終わったので、俺もベンチに座った。


 時間もまだまだあるし、いろんな事話そう。


ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。


※分かりにくいかもなので、ここで補足です。


・『スキル』は特殊能力ではなく、努力すれば獲得できる技術です。


・『特殊スキル』は魔法回路によって獲得できる能力です。


・『種族スキル』は種族的に持っている能力で、分かりやすいので言うと、スライムには『斬撃無効』という種族スキルがあります。

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