ゲームオーバー
8200pv突破!! ありがとうございます!目指せ10000pv!……なんて。
ブクマや、コメントお待ちしてます!
「あああああ! 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い………………!!!」
ダンジョン内に響き渡る叫び声。頭を抑えてその場でうずくまるテスタ。
「割れる!! 痛い痛い!!」
「…………あはは! ははは! 良いざまじゃないか、これが代償だよ!! いや〜、無理したねぇ? あんなに剣を創りまくった上に創製スキルなんて使っちゃって!! そりゃそうなるよ」
両手を広げ、大袈裟に喜びを表すイブ。
「ん? どうやら君のスキルも解けちゃってるみたいだお?」
イブは剣を拾い上げテスタの頭の上に構える。
「こんな勝ち方、嬉しいくともなんともない…………わけねぇだろおおおお!? あははははは!! これで最強がゲームオーバーだ!!!」
「…………ぃたぃ……! …………!」
イブはテスタに向かって哀れみを込めた溜息を吐く。
「はぁ…………、じゃあな。『最強』」
――――――――――シャク。
イブのゆっくりと降ろされた剣はテスタの後頭部を貫き、地面に「カン」と音を立て静止した。
✽ ✽ ✽ ✽
「あ…………………………」
HPが減っていく。緑色から、黄色、そして赤に。そして、そして。
頭の痛みは収まらない。ふと手を見ると体が薄っすらと白くなっていき、光の粒子となってダンジョンに溶けていく。体に力が入らず、頭も頭痛故か、何も機能しなかった。ただただ、ぼっーと。自分の最期の時を待っていた。ついに手が足が霧散していく。四肢からどんどん消えていき、やがて首以外全ての部位が無くなってしまった。
ごめん。ミキ。ごめん。沙織。ごめん。カズ。ごめん。イチハ。ごめん。最後の最後で、ドジ踏んだ。ごめん。
すっーと、辺りが暗くなる中、目の前に赤い文字で『GAME OVER』と表示された。
これで、俺も終わり――――――。
『まだ、終わるのは早いよ? 裕翔?』
――――――――――え?
✽ ✽ ✽ ✽
「あ? おいおい、やってくれるじゃん! ホントにもっー!」
一人、ボス部屋に佇むイブは苛立っていた。
「リスポーンしてんじゃん! どうなってんだよ!?」
『リスポーン』
一度ゲームオーバーになったプレイヤーの所持している違うデータのキャラが、プレイヤーが死んだ場所にもう一度転送されるバグのこと。
「違うデータに途中から変わったりよぉ! バグだらけじゃねぇか! ――――ん?」
バグで転送された、シロカだが横たわったままで一切の動きを見せない。
「まさか、気を失っているのか? あはは! あは…………! そいつはラッキー。即急に摘むとしよ」
シロカに歩み寄り剣を構え、笑う。
「バイバイ」
「?! おいおいおい!」
突如体が勝手に回転し、敵の剣を防ぎ、弾き返す。『オートモード』が反応したのだ。
「誰だっ…………!? あ、貴女は――――!」
なるべく一週間以内に更新します。
本当にすいません……。




