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SKILLmagic  作者: もののべ
23/46

先輩と私

3400pv突破しました❗

アンド❗50pt到達!本当に有難う!有難うございます!これからもよろしくお願いいたします!

ブクマ、コメント頂けたら嬉しいです!

これから遊園地編に入っていきます。お楽しみに。

季節が過ぎ去って行く。

紫陽花が咲き、そして散り。

向日葵が咲き、そして散り。

コスモスが咲き、そして、――――冬が来た。





――――――その流れていく季節のなかで、私は惹かれていった。









「寒いね~、あ。マフラー可愛いじゃん!」


「あ。でしょでしょ~!」





「やっぱ二人の歩く姿は画になるよな」


「翠咲ちゃんも、沙織ちゃんもめっちゃ可愛いじゃん? そりゃ、画にもなるわ」


「最初めっちゃ静かだった翠咲ちゃんだけど、めっちゃ面白いし、強いんだよな。『ミキ』ちゃん」


「いやいや、沙織ちゃんもだぜ? 少し天然はいってるとことかほんと可愛いと思うけどな。しかも、強いし。 『サユリ』ちゃん」


「あ~! 沙織ちゃん、翠咲ちゃんオハー‼」


「香ちゃん、おはよう!」


「オハー!」


――――私は変われたのかな。でも今は人と話す事は全然苦手じゃなくなったかも。



「沙織ちゃん、翠咲ちゃんおはピヨ~!」


「うん、おはよう藤江君」


「あんた何なの? その挨拶」


「ちょっと~! なんか塩対応じゃね?」




――――――校門前で温かい笑いが広がる。




〇 〇 〇 〇



「はぁ~、終わった!」


もう聞き慣れてしまった放課の鐘の音。

ふと、液晶(こくばん)を見ると12月18日と表示されていた。


――――――今日は、……。今日こそは!


『先輩っ! クリスマスイブの日どっか遊びに行きませんか? 受験勉強の息抜きも兼ねて!』


――――――う~ん。まあまあ、かな。


『先輩! 駅前に私オススメのお店が…………!』


――――…………ダメかな?


『先輩、一緒に服選んでくれませんか!?』


――――――いやいや、これはハードル高すぎっ。



「ねー、翠咲ちゃん。聞こえてる?」


「ん!? あ、あはは……ごめん沙織ちゃん。考え事してた」


「ごめん、今日はちょっと部活休むね?」


「あ、わかった~!」


朝、風邪気味って言ってたから多分それだろう。

でもこれは思ってもないチャンス! ごめん、沙織ちゃん!


「セーンパイ! こんにちは!」


暖房のお陰で今日のような寒い日でも室内は暖かかった。その室内で先輩は椅子に座ってテキストとにらめっこしていた。


「おー、翠咲」


入ってきた私を認めると、先輩はテキストから顔を上げて、返事を寄越してくる。

今日は私と先輩だけみたい。もしかして沙織ちゃん、風邪じゃなくて、また三人で何処か出かけに行ったのかな? それはさておき、これはチャンス! ――――。私はまだ諦めてませんよ。


「せ、先輩!」


「ん~?」



電源を入れながら、先輩に本題を話すべくあえて身近な話題をふる。


「先輩、今日のニュース見ました? skill magicの中でクリスマスクエストが出るらしいですよ」


「らしいな。翠咲は当然エッグ狙いだろ?」


「勿論です!」


FPSゲームの『ガンフィールド3』をプレイしながら会話する。


――――――めっちゃ、デス数かさんでるよぉぉ……。せっかくレシオ2.08になったばっかりなのに。


「あ~。角待ちショットガン。これはイラつくな」


「いっ!?」


真横に先輩の顔がある。ち、近い。


「先輩は、やっぱりクリスマスは予定ありますよね?」


「ん? まぁ無いことはないかな」


「それってやっぱりっ――――!」


ゲームそっちのけで振り返る。先輩は不思議そうな顔をしていた。


「ん? やるだろ? クリスマスクエスト」


――――――そ、そっちか!


心の中で突っ込みをいれたあと、呼吸を整える。断られるかもしれないと、不安を抱きながらも、勇気を振り絞って、口を開いた。





「じゃあ先輩、私とクリスマスイブに遊びに行きましぇっ――――――!!」


噛んだ。


数秒の間を開けて、先輩が吹き出した。


「わ、笑わないでくださいよ!」


「いや、すまんすまん。――――ありがとな。気遣ってくれて」


「え? ……! そ、そうですよ? 感謝してくださいね⁉」


――――そうじゃないのに。


「もーうっ! 先輩はほんと鈍感で困ります! 沙織ちゃんとかが可哀想ですよ!」


「え? 俺なんか悪いことした?」


「知りませんっ! でも、クリスマスイブ。楽しみです」


「ああ。そうだな、しゃっ! 久々に遊ぶか!」


「じゃあ、ゾンビモードしましょうよ」


「いいぜ、何ラウンドまでいけるかな」





――――――そういうとこなんです。鈍感なとことか、優しいとことか。もう、全部(すべて)












――――――私は…………私は先輩の事が―――――――――――。








「ミキ。どうしたの? ボッーとして」


「あ、ごめんね、考え事してた」


私達の前には巨大な遊園地が広がっていた。

これからも宜しくお願いします。


ここのスペースにキャラの説明をいれるつもりなので、良ければご覧ください。

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