表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者は最強職ですよ?  作者: 夏夜弘
第二章 リベンド国編
78/153

どうしてこうなった? 11

「もうわかりました。この際胸張って堂々と温泉へ行きましょう」


「そうね……いつまでもこんな事を話し合ってられないものね」


「そういう事なんで、ここからは各自自由行動にしませんか?」


「「「「そうね。じゃあジン。お出かけしましょ?」」」」


「四人揃って何同じこと言ってるんですか…… 僕は行きませんよ? だって一緒に行くとなると僕は引っ張られるだけですからね……」


「「「「嘘じゃん」」」」

 

「本当ですよ。たまには女同士でお出かけでも悪くないと思いますよー」


「「「「……」」」」


「って事で、僕はお散歩行ってくるんでー!」


 ジンは部屋を出て、夜までの時間潰しをする事にした。


「やっと一人だー! まだ回れて無いところが山ほどあるし、たまには女神様とも話したい。とりあえず何か食べ物を買って人がいない所を探そう」


「「「「……何しましょうか……」」」」


 その後、彼女達はふて寝をして時間を潰すのであった……


 ジンは、まだ行ったことの無い所を周り、美味しそうなものを見つけてはすぐに買い、大きめの袋には、大量の食べ物が入っていた。


「いや〜、買いすぎたな。まぁ食べれなかったら後でレベッカさん達にあげよ〜っと!」


 次にジンは、人が全く通らない様な場所を探す。


 だが、どこもかしこも人が通り、人がいない所など無かった。そのため、仕方なく町から出て、少し離れた場所に森があったので、森へ入っていった。


「初の森だなぁ……うす気味悪いけど大丈夫かなぁ……」


 ばったり人と出会う事も避けたかったため、木のを登り、天辺で買ったものを食べながら、女神と話すこととした。


「女神さまと話すのは久しぶりだなぁ……"女神の加護"発動っと……」


 発動すると同時に、ジンの身体からオーラが発生し、少しだけオーラを抑えながら纏う。


「女神様ー? 聞こえますかー?」


『へっくしゅぉぉおん! うぎゃあ!? ジンが急に声かけるから鼻水か口に入ったじゃない!』


「知りませんよ……っていうか、どうやったら口の中に入るんですか……」


『……よしっと。で? 何のようかしら?』


「いや、暇だったんで、女神様何してるのかなー? って思って話しかけてみました」


『かまってちゃんなのね……いいわ。話し相手にぐらいなってあげるわ!』


「女神様は今何してます?」


『いまー? 今はねー、寝ながらお菓子食べてジュース飲んで寝るだけー』


「デブまっしぐらですね。あだ名更新、バカ女神からデブ女神へ」


『女性にデブとは何よデブとは! 毎回毎回ネーミングセンスが無いのよ! 可愛い女神様とかいうあだ名は付けてくれないの!?』


「ないですね」


『即答!?』


「じゃあ次の話にいきますねー」


『お願いだからデブ女神はやめて!』


「魔王軍の動きってあります?」


『無視!? まぁいいわ……そうねぇ……今のところは無いわよ。何度か邪悪な気が感じ取れた事はあったけれど、大した事も無かったから教えはしなかったわ』


「え? 教えはしなかったって、女神様から話しかけることなんて出来るんですか? この力を使ってない時に?」


『あぁ、教えてなかったわね。この力は私から勝手に発動させることが出来るのよ。便利でしょ?』


「じゃあ発動した時は余程の緊急事態ってことですね?」


『そういう事ね。でもこの力は本来持てないもの。だからもし人目に付いてしまう所で発動した時は許して頂戴ね?』


「了解です。あ、それとですね、今オンセン町に居るんですけど、そこや神の湯って温泉知ってます?」


『あぁ知ってるわよ。確か私のためにあるんでしょ? 私そこまで温泉好きじゃ無いからどうでもいいのよねぇ……』


「えぇ!? それはあの町の人が可哀想じゃないですか……」


『まぁ嫌いってわけでもないの。ありがたいことはありがたいわ。まぁでも入る機会は結局無いわけでね?』


「そうですよねぇ……結局そこなんですよねぇ……」


『うんそうなの。まぁその事はいいわ。他にも何か話すことはあるの?』


「そうですねぇ……特には無いですね。はい」


『えぇ嘘!? 暇だからもっと話そーよぉ……』


「結局女神様も暇なんじゃないんですか……しょうがないですね……」


『時々じゃなくて毎日この力で話をしてくれてもいいのよ?』


「わかりましたよ……」


 それからは、時間まで女神といろいろな事を話したジン。この時間は退屈なものでは無かったと感じており、女神を一人ぼっちにさせるのも、可哀想なので、これからは本当に毎日話そうと決めるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ