プロローグ
初投稿です....暖かい目でお願いします....
それはある日の突然の出来事だった
ジン 年齢は十八歳で身長はクラスの中でも高いほうで175はあった。 運動部に所属していて既に引退していた。
ジンは学校の帰り道、気分転換にいつもとは違う道で帰っていた。
人通りは少なく薄暗い道を一人で歩いていた。
「気分転換に別の帰り道ってのもたまにはいいな」
しばらく歩いていると、見慣れない小さなトンネルがあった。
「あれ? こんな所にトンネルなんてあったか?」
全く見覚えのないトンネルの前で少し悩む。
先は全く見えず、ただ何かがこの先にあるように感じた。
ジンは軽い気持ちでトンネルに入り暫く歩いた。
次第に明るくなり、そしてトンネルを抜けた先には自分がいた世界とは全く違う景色があった。
空には多くの人が飛んでおり、地上には多くの種族の生き物がいた。
エルフ、ドワーフ、人族、他にも多くの者が街を歩いていた。
「ここは……どこなんだ? ……空飛んでる!」
ジンは大きな山の上におり下に見える街を見ていた。来た道を振り返るが、そこには通ってきた筈のトンネルが無かった。
「まじかよ……俺、帰れねぇ……うそーん……」
ジンはどうすれば良いのかわからずとりあえず街に行こうと歩き始めた。
だが歩こうと思った矢先
「どなたですか?」と、声が聞こえた。
ジンは声が聞こえた方を振り向くとそこには一人の女性が立っていた。
身長は低くジンの肩ぐらいの身長だった。髪は腰にまで届きそうなほど長く綺麗な茶色で、顔は凄く整っており思わず見惚れてしまうほどにかわいい顔つきだ。年齢は見た感じ二十代前半といったとこだ。
「貴方はどうやってここまで来たの?」
と、見惚れて反応が遅れる。どうやら言葉は理解できるらしい。
ジンは不思議に思いながらも答える。
「あ、いや、トンネルを通ったらここにつきまして……信じてくれます?」
「はぁ……そんな話は聞いたこともないですねぇ……それに、何も装備せず、ここに立ってる人もなかなかいませんので……」
ジンはどうにか信じてもらおうとここまで来た経緯を説明する。
「ついさっきまで違う世界にいて、トンネルを通ったらここについたと……不思議なこともあるんですね……」
ジンはなんとか納得してもらい、そして女性に尋ねた。
「ここはどこなんですか?」
「ここは、オーキと言う国で世界の中でもかなり大きい場所なんです。そしてここには多くの冒険者から上級冒険者が生活しているんですよ」
ジンは確かめるようにオーキを見渡す。
「あそこにいるのはエルフやドワーフですよね? 彼らは人間と共存してるのですか?」
とジンは疑問に思ったことを聞く。
「ここは数ある国の中でも唯一共存をしている場所なんですよ」
「へぇ……ってことは他の国では種族の者達だけっていう国もあるってことですね?」
「はい。そしてこの世界には……魔物も存在します。」
なぜか魔物と言う言葉が小さくなる。
「とりあえずその他諸々の説明もしたいので一旦私の家に来ませんか?」
「はい! 行きます!」
そしてこれからジンの冒険者生活が始まる
誤字、脱字、アドバイスなどありましたらよろしくお願いします。
一気に2話投稿です。
追記
もしこの先読むのが長いなぁ...と思ってしまったそこの貴方!第二章であらすじを初めに書いてるので、そこから読んで見てくださっても構いません!!
そのまま第一章の初めから読みたい方は、ぜひ次のページへGOでーす!!!