表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/24

4 ゲームで遊んだってーの!

「おじゃましまーす・・・」


美少女、もとい幼馴染が家に来た


『勉強会』と言う名の『ゲーム大会』だけどな!


「おう、こっちだってーの!あがってこいや!」


「うん」


靴を脱いで揃える幼馴染


膝を揃えてしゃがむなってーの!


まんま女じゃねーか!


といっても幼稚園以来、女友達がオレの家にきたことないけどな(涙)




2階のオレの部屋に着いたらさっそくゲームだ!


初心者だから『落ちゲー』だな


自分のレベルでできる上、なぜかハマるんだよな


ゲーム機貸して、ボタンの操作の方法を教えてやらせてみる


「はっ」


「ん!」


「あーっ」


こらこら、勘違いされそうな声を出すのはやめろってーの!


言葉の暴力だってーの!


目の前の美少女で視覚の暴力に晒され、言葉の暴力で刺激されるて


『理性』の堤防にヒビが入りまくりだってーの!






「なんか飲むモノもってくるってーの」


そういって部屋を出る


あーなんか危なかった


自分の部屋が、なぜかデンジャラスゾーンになっていたってーの!





ジュースをコップに入れて部屋に戻る


夢中になってゲームしているんで戻ってきたオレに気が付かない


うんうん、そうだよなー


オレも何回かあちゃんに怒られたってーの


気がつかなくてな(笑)





<タラララッタラ―>


見事にクリアしたみたいだ


まあレベル1だからなー


小学生でもクリアできるってーの!


「やったー」


そういて笑顔になる


その横顔にドキッとする


あれはオトコだから!


オ・ト・コだからー!


心の中で繰り返す


「あっ、ありがとう!」


ようやくジュースを持ってきたオレに気が付いたようだ


だからオレを誘惑するのはやめろってーの!




昼過ぎから夕方まで延々とゲームをした


「あーっ、おもしろかったー」


そう言って座ったまま手足を伸ばす幼馴染


「ありがとね、なんかスッキリしたよ」


だからドキッとする言葉はやめろってーの






【後日譚】


見事に復活した幼馴染が学校の友達に


「何があったの?」


と聞かれ


「幼馴染と遊んだんだよ!はじめてだったけど、すごく良かった!またやりたい!」


と答えたそうだ


一歩先におとなの階段をのぼったと認識されたそうだ


ちがうってーの!


オレ何にもしてないってーの!


冤罪だってーの!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ