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2 映画だってーの!

「映画の試写会があたったので明日いかない?」


ひさしぶりに会った幼馴染がそういってきた


「いやちょっと・・・」


そういって断わろうとしたら


「だめ?」


こちらをまっすぐ見つめる瞳


ピンクのくちびる


首をコテンと傾ける


何処から見ても美少女にしか見えない


いや、男だってーの!





「だめ?」


顔を近づけて聞いてきます


なにやらバックに花が飛んでる


頭がぼーっとした


「ああ」


気が付いたら返事してた


美少女パワー、スゲー


男だけどな(涙)


女なら嬉しかったってーの!






当日、家から歩いて30分の試写会で待ち合わせ


ちょっと早めについて待っている


約束の10分前にくる幼馴染(美少女)


周りの男どもの嫉妬の視線が痛い


ホントに痛い


マンガに出てくるように視線ってホントに痛いんだ


プスプス刺さってる!


男って教えたいってーの!







「まった?」


「いやちょっと前に来たところ」


ラブコメ小説かマンガのようなやりとり


またしても見えない矢がいくつも飛んでき!




いたたまれなくなったので会場に入った


座れば顔見えない!





映画はまあまあだった


恋愛モノだったがいい出来だな


幼馴染も涙ぐんでハンカチを手にしてた


ただ席を立ってもときどき涙をふくのでハンカチ片手だ


その姿、破壊力抜群!


まわりの男どもの殺気がスゴイ!


男だって教えたいってーの!

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