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書きだし.me即興小説01

作者: kumasan93

「きみが失ったものは、なんだい」

「場合によっては、僕が取り戻す手助けをしてあげよう。僕は神だからね」

「ぷよぷよの3DSのやつ。カセットだけリュックにいれてたらっどっかいった」

「しょぼっ! 探せよ! リュックの奥の方とかにあるよ多分。よく探せ! 」

「あと夢と希望と仕事」

「急に重いよ! しかも多いし。ってかそっち先じゃない? ぷよぷよとかいいだろ」

「せっかく隠しキャラも出したのに……」

「隠しキャラとかいいから。お前はまず仕事探せ。な? 」

「ぷよぷよする仕事? 連鎖なら5連鎖ぐらい作れるよ(`・ω・´)」

「ぷよぷよする仕事なんてないから! 現実を見なさい! あと5連鎖ってたいしたことないぞ。」

「神様なんだからぷよぷよする仕事つくってよ」

「10:00から18:00、休憩1時間、週5日ずっとぷよぷよをする」

「結構長い……」

「疲れてもポケモンやモンハンしちゃだめ」

「飽きそう」

「連鎖組めないと上司に怒られる」

「怒られるのはやだなぁ」

「一日にwifi対戦で20勝以上というノルマが科せられる。達成できなかったら残業」

「……」

「それでもやりたい?」

「やりたくない……」

「自分でいい条件の仕事探せ。な? 俺が見守っといてやるから」

「うん、わかった。ありがとう」

「そのうち新しい夢や希望も見つかるさ。お前はまだ若いんだ」

「うん」


目を覚ますとそこは見慣れた自分の部屋だった。

変な夢を見ていたようだ。

ひさしぶりに神社に行き、お参りをする。

帰ってきてリュックを見ると、ポケットティッシュのなかに、ぷよぷよのカセットが入っていた。

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