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RIMIX-Vの使い時

とうとうアリーナ内でウイルスが散布。

ウイルスかどうか確かめる検査を行うも…。

いったいどうなるのか!?

「こちら鍋島!何故停電になったんだ?」

加納は答える。

「お前らがよく知ってるだろ!カメラ見てないのか?」

「数馬。発電所の状況は?」

「現在異常ありません!間もなく非常電源が作動します!」

「現在は?…おい数馬!」

局長、俊三がいう。

「応答がありません。他のものを向かわせます。」

「ああ。そうしろ。」

「田中!数馬の応答がない!急いで電気制御室へ確認に向かえ!」

田中は答える。

「了解!分かりました。」

急げ!気持ちが落ち着かない。しかし、目の前には地獄へ行きそうな光景が。

なんと、職員が皆血を流して横たわっていた。

しかも、大変なことに。

「大変です!電力がやられました!直ちに確認に向かいます!」

「田中、むちゃするんじゃないぞ!」

「了解!」

しかし、アリーナは落ち着けない状況下にいた。

非常電源が作動した。その時周りから苦情が飛び交う。

しかし、5メートル先に見たことのない箱とそれにつけられた多数の風船。

まわりには子供達がその箱を開けようとしている。穴からは赤い点滅。

竜崎が言おうとしたときにはもう間に合わない。

上のふた部分だけが開き風船で上に浮かんだ。ピエロは。

「これは凄いです!風船でふたが上に飛びました!」

だが、その一瞬。場内が沈黙に襲われる。

そして、やっと加納正敏らが追いつく。

「皆!急いで離れろ!」

皆上を振り向く。その時、地獄は来た。

ピッピッ。数字が見えた。まさかこれは!

遅かった。真っ白い煙がアリーナ内全体を包み込む。

数百人があのウイルス、RIMIX-Vの感染者となった。


それを別場所で見ていた金島俊三と真鍋俊治。

迷い狂う人々。見ていることしか出来なかった。

「大変です!白い粉末がまかれました。ウイルスかもしれません!」

「くっそ!」

「プランA発動。全館封鎖だ!感染者はひとりも外に出すな!防火扉ABCを封鎖!レスキューが到着後私、真鍋が誘導する。ウイルスが確認されるまで一歩も外へ出るな!」

「みなさん!私の指示に従ってください!」

和也は一人人ごみの中に立ち尽くしていた。


~関東発電所・変電所~

「急げ!奴らを探し出せ。抵抗するようなら発砲してもかまわない!」

「はっ!」

だが、後ろから気配が。思ったときには遅かった。

前が…見えない。やめろ・・・。



「レスキュー到着!」

「TKV真鍋です!ホール内に白い粉末が散布!ウイルステロの場合もあります!」

「まず、中に入り込み物質を特定します!皆!集合だ!」

全員防護服を着用していた。それが中に入っていくのを

竜崎和也は唖然と見ていた。服のかすれる音が聞える。

不安な感じで一杯であった。

「はい。現在サンプリングを開始中。」

「完了。はい、特定を開始。現在のところは反応なし。反応なし。」

「了解。」


「貴様…何者だ!電力を奪い街まで…。」

「血の祝祭…。」

その一言を残し奴は去っていった。


~東京特殊拘置所~

「血の祝祭…。始まりだ。」

その一言を警官は聞いていた。


「おい、鼻血が出てるぞ?ど…」

その時、思いっきり咳をして吐血した。

とうとうアリーナ内で10,20と犠牲者が出だした。RIMIX-Vだ。


見てくれてありがとうございました!

次回もお楽しみに…。

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