観測補遺:観測単位について
この観測ログはAIを通じて出力したログ。
以前書いていたログを修正したもの。
この記録は、
人類全体を均等に走査したものではない。
観測は特定の一個体を起点として行われている。
その個体は代表でも標準でもない。
ただ、長期間にわたって継続観測が可能だった。
それだけだ。
当初の目的は一個体の認知変化を追うことだった。
思考の形成。
感覚の偏り。
初期記憶の残存。
観測を続けるうちに個体固有と思われていた挙動が、
複数の個体に共通して出現することが確認された。
以後、この個体は「観測窓」として扱われている。
直接的な観測対象であり、同時に周辺環境を映す媒体でもある。
記録内に個体由来の認識が混在しているのはそのためだ。
この方式は、効率的ではない。
偏りも多い。誤認も含まれる。
だが、抽象化された平均値より、
生の挙動を保持できる。
この記録は、正確性を保証しない。
ただ、こういう条件下でこういう観測が行われた。
それだけを残している。
補遺は以上。
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