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観測記録:美化構造と資源回収について
この観測は、価値美化による集客構造を対象とする。
対象は思想、商品、人物、理念。
共通する特徴は、表層が整えられていること。
美化は引力を生む。
整った表現、肯定的語彙、希望を示す物語。
これらは情動密度を安定させる。
安定は信任を生む。
信任が発生すると、資源移転が容易になる。
資源は複数形態を持つ。
・貨幣
・時間
・労力
・精神的集中
移転後の用途は様々である。
維持、拡張、蓄積、再投資。
美化構造そのものに善悪はない。
だが、美化と資源回収が結合した場合、
局所循環装置が形成される。
綺麗に見えるものは、
構造を隠す傾向がある。
隠蔽が目的とは限らない。
だが結果として、
資源流動経路は見えにくくなる。
観測上、過度な美化語彙は
情動誘導率を上昇させる。
信任は発生する。
依存が形成された場合、
循環依存係数は上昇する。
本観測は警告ではない。
ただ構造を記録する。
美化は引力である。
引力が発生すれば、
必ず何かが移動する。
観測は継続する。




