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観測記録:継続資源の存在前提と消失挙動について
人は、ときどき「そこにあるもの」は
永続するものだと誤認する。
個人で経営している店舗や業態も、
例外ではない。
使われている間は存在し、
使われなくなった瞬間に、静かに消える。
それは閉店の告知や
理由説明を伴わない場合も多い。
気づいたときには、すでに無い。
これは特別な出来事ではない。
商業的な資源は、
利用を前提として維持されている。
あるうちに使う。
それ以上でも、それ以下でもない。
この構造は、特定の業種に
限定されない。
理解する者は、自身の関与している
関係性や活動にこれを重ねる。
この記録は、責任を問わない。
非難もしない。
ただ、継続して見えているものが
常に継続するとは
限らないという挙動が、
観測されている。
観測は続いている。




