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異形戦記:モノノケ   作者: 新世 幸音
2/2

異形戦記:モノノケ #2 ナニカとの遭遇

「じいちゃん。今回の熊なんか重くない?」


「弱音を吐くな。とっとと行け。」


「ちぇっ」


俺は山道を下っている途中、やはり今回のじいちゃんの言動の端々に違和感を感じ、引き返し少し様子を見ることにした。


俺は家の近くまで来ると、木の後ろに隠れ、玄関を見ていた。


何分くらい立った頃だろうか。


じいちゃんが玄関から出てきた。


じいちゃんはいつもの格好ではなく銃や、防具を装備して、俺でもわかるくらいに全身をガチガチに装備てかためていた。


「なんでだろ?」


不意にじいちゃんが玄関前方の方に銃を向けた。


銃口の先を見ると、そこには奇妙な形をしたナニカがいた。


「え?」


割と大きな声で素っ頓狂な声を上げてしまった。


瞬間、その声に反応してか、そのナニカは俺に向かって一直線に向かってきた。


「うわああああああああ!?」


「ユキト!?」


素早くじいちゃんはそのバケモノを撃ち抜いた。


「大馬鹿者!なぜここにいた!」


それはいつもの優しいじいちゃんの声ではなく初めて聞くじいちゃんの怒号だった。


「じ、、じいちゃんが心配で、、、」


するといつもの優しい声で言った。


「ワシの心配なんかいらんわ。それよりもユキト、、お前が助かってくれる方がよっぽど嬉しいぞ。だから早く山を降りなさい。じいちゃん、こう見えてもあんなバケモノを退治するエキスパートって言われてるくらいなんじゃぞ。」


「分かった。」


俺はそういうと、全力で山を駆け下りた。


その後、発砲音が数発響き渡った。


誤字脱字含め、至らぬ点もあるかもしれませんが、温かい目で見守って頂ければ幸いです。


補足:大分ランダムな投稿の仕方(不定期)になると思います。


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