表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祭音頭の音頭7  作者: カシギ
9/45

部活の終わりに

ダダーン、屋台のドラムを叩く音が終わると同時に曲が終わる、


「ふぅ~、みんなお疲れさま~、やっぱり[MIKOSI]は最高だね、時間もそろそろだから今日の練習はここまでにしようか」


額の汗を拭いながら音頭が言うと、


「身体を冷やさないようにお願いしますね、体調を壊してしまってはもともこもありませんからね」


顧問の氷菓先生がみんなのことを気遣う言葉を掛けてくれる、


「は~い、じゃあみんな片付けを始めよ~」


「と言っても俺はスティックを持ち帰るだけだけどな」


「私なんか持って帰るものないよ屋台君」


さすがにドラムとキーボードを毎日持ち帰ることは出来ないので部室に置きっぱなしである、


「生徒会役員のお2人も少し前に帰りましたからね、僕たちも下校時刻は守らないと、ネ、葵会長」


「ええその通りですよ音頭君、校則を破ることは許されません」


そう言いながら葵はベース、音頭はギターをしょって、


「それでは氷菓ティーチャーまた明日~」


「さようなら氷菓先生、明日またよろしくお願いします」


「さようなら氷菓先生、明日の朝は幼等部の手伝いにいきますので」


そう帰りの挨拶をした立花に、


「リッカ」


パルディアが反応する、


「どうしたのパルディアさん?」


「ワタシもテツダイイッテイーデスカー?」


目をキラキラさせながらパルディアは言う、


「えっと」


立花は困ったように氷菓先生の方を見る、


「それは構いませんがノートンさん、いきなりどうしてですか?」


「ハーイカイチョーのバースデーにキテクレタコドモタチとモットハナシタイデース」


「パルもチミッコ好きなんだね~」


「ハーイトッテモキュートデシター」


「ふふ、それじゃあお願いしますねノートンさん、立花さん明日の朝はノートンさんと一緒に幼等部の方へお願いしますね」


「分かりました、パルディアさん朝がちょっと早くなるけど大丈夫?」


「ノープロブレムデース、リッカーアスはヨロシクデース」


立花の手を握り嬉しそうにするパルディアである、


「それでは氷菓先生今度こそさようなら」


最後に葵が言うと、


「はいさようなら、みなさんまた明日に」


そう言いながらみんな部室を出ていった、


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ