生徒会の仕事はもう終わってる?
「コンコンコンしつれーしまーす、おはようございます、何か手伝うことはありますか~」
まさに打合せしたかのようなタイミングで音頭、屋台、パルディアが生徒会室に来た、
「毎回のことだがノックをしてから扉を開けような音頭、そして生徒会の皆さん、おはようございます」
「ノーヤターイ、コレがオンドリズムデース、ミンナーオハヨーデース」
「「おはよう~、[MIKOSI]のみんな~」」
「おはようございます、皆さん」
生徒会役員の2人と葵が挨拶を返すと、
「う~ん少し遅かったね祭君、もう大体終わっちゃってるんだよね~」
「ネ~後はこの資料を職員室に届けるだけなんだよネ~」
「貴女たち何を」
葵が何か言いかけたが、
「そうなんですか、来るのがおくれてすいません」
音頭の申し訳なさそうな言葉に止められてしまう、
「ならせめてその資料だけでも僕が職員室に」
せめてそれだけでもと音頭は言うが、
「いいのいいの、今日は私たちが早めに来ちゃってただけなんだから、これも私たちが持っていくよ~」
「ネ~、それよりも祭君、なんか葵が祭君に聞きたいことがあるみたいだよ~、私たちはもう行くから後はよろしくね~」
「ん~、分かりました、でも何かやるとこがあったら遠慮なく言ってくださいね」
「「ありがとう~、それじゃ後はよろしくネ~」」
「は~い、それではまた~」
「お疲れ様でした」
「マタアトデデスネー」
皆に見送られながら生徒会役員の2人は生徒会室から出ていってしまった、
「・・・」
そして葵は無表情で固まっている、
「さて葵会長」
葵に向き直る音頭、
「僕に聞きたいことってなんですか?、何でも聞いてください!」
「・・・」
葵はまだ無表情である、